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2006年12月 5日 (火)

明日まで

Fukudaten0372 ご好評いただいております『福田敏雄 漆の器展』は明日で最終日を迎えます。
ある程度予想はしておりましたが、やはり20代、30代のお客様が少ないのが残念でなりません。漆器は少々高価ではありますが、陶器以上に扱いやすい点も多々あり、使い込むほどに艶が出て味わいが出てくる育て甲斐のある器です。扱い方さえ間違えなければ、割れることもなく、これから先ずっとずっと長く使えます。そう考えるとお値段も納得していただけるのではないでしょうか。作っている福田さん自身、10数年使っている自分の器が剥げたり割れたりしたことがないので、何年ぐらいもつのか未だ不明なほど丈夫なのです。万が一漆がはげたりしたとしても、塗り直せばまた新品同様に戻るので、若い人ほど、漆器の上質な使い心地を長く楽しめるのです。ブランドのバッグ一つ諦めることが出来ればお椀の一つや二つ、十分買えます、おつりがきます。
ブランドバッグ一つ買えないショボい店主の愚痴であります。

展示会終了後もしばらくは福田さんの漆器の一部を継続してお預かりいたします。
お近くの方はぜひ足をお運びいただき、画像では伝えられない漆器の上質な質感をご確認いただければ幸いです。
遠くの方は申し訳ありませんが、Webの拙い画像から想像力を膨らませてご覧下さい。

写真はお若い清水なお子さんの飯碗と。

>> 器穂垂ホームページへ

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