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2007年2月 2日 (金)

等身大の器

Fukadaohatsu 先日の作家巡りで一番最初に訪れたのが深田容子さんの工房でした。
深田さんの作品を注目し始めてもう5年程経つでしょうか。動向を静観しているあいだにあれよあれよと言う間にすっかり売れっ子になられて、もう新規の注文が受けられない状況になってしまっていました。縁あってこの度、穂垂でもご紹介できることになりました。

深田さんが作られるのは、ティー・オ・レ色した轆轤の皿鉢をはじめ、たたら仕事の大小の角皿や、土鍋、グラタン皿などの耐熱の道具たち。そのどれもがご自身の生活の中から生まれてきた、実用に適い、温かな雰囲気を持ったものばかり。そんな深田さんの等身大の器たちはとことん使い易く、さりげなく、私たちの生活にも極々自然にスッと溶け込んでいきそうです。見ていると和食以上に温かいパンとスープが恋しくなり、それを囲む食卓の風景が浮かんできます。

多様化した食生活に無理なく対応でき、和ごころも満たすことの出来る器として、これからもますます彼女の器は支持され必要とされ続けることでしょう。

●深田容子/刷毛目5寸浅鉢 \2,500 sold
グレー粉引リムボウル \3,000 sold
黄粉引ミニ碗 \2,000 sold
黄粉引浅鉢(6寸強) \3,800 sold
灰釉ぐい呑 \2,500 sold

>> 器穂垂ホームページへ

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