時には花を
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また追々ご紹介してまいりますが、今日は刷毛目の小皿をご紹介。
やや肉厚で高台も広くとってあるのでとても安定感のある器ですが、雰囲気はあくまで軽やかで優しげ。
師である川淵直樹先生の刷毛目のマグと。
●福永芳治/刷毛目五寸皿 \3,500
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新入荷の角掛政志さんの器6点
粉引ポット(大) \10,000 完売醤油差し \3,500 完売急須 \8,500 完売
台形スープ皿(7寸) \4,000
台形深鉢(4寸強) \2,500尺皿 \8,000 完売
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お茶: コーヒー(前出のエルドラド・中煎りとコロンビア・スペシャルをおよそ6:4でブレンド)
「ストレートで飲むより良いではないか」
お菓子: ぬれかりん
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高台付近に対を成すように押された「日」と「月」の印。それが鯉江明さんのサインです。
「日+月=明」というわけです。
気軽に使える雰囲気を持った焼〆の器を探していて出合ったのが鯉江明さんの器でした。素朴だが野暮ではないって実は中々得難いことなのですが、はじめて見た明さんの小鉢は程よく焼け歪みがあって、そこにあっさりと自然釉が振り掛かっていて実に心地良さげな雰囲気が感じられました。そこへ持ってきて上述のサインを発見し、思わず笑みがこぼれました。
初めて明さんの工房を訪問する際、近くのやきもの会館で待ち合わせをしてから、車で先導していただいて工房に向かったのですが、こちらは普通車、あちらは軽トラック、狭くて曲がりくねった道の多い常滑なので、ズンズン進まれると着いていけなくなると思い、出発前に「ゆっくり走ってくださいね」と明さんに一声かけておきました。すると明さんは、本当にゆっくり、田舎道をのんびり走るおじいさんの軽トラックのごとく、ゆっくりゆっくり、走り出しました。さすがに1キロほど走った頃にはそこそこのスピードにはなっていましたが、それでもあくまでもゆっくりと走ってくださって、『明さんって本当に素直な人なんだなぁ』と、その真面目さ加減にとても好感を抱きました。
鯉江明さんのお父上は言わずと知れた現代陶芸の重鎮、鯉江良二さんで、昔お父上が築かれ、長い間使われずに放置されていた、そして今ではかなり風化してしまった登り窯を使って、明さんは焼〆の器を焼いています。窯に隣接された小屋も、見ればかなり老朽化していましたが、その昔若い陶芸家たちがそこで寝泊りして良二さんと一緒に窯を焚いたりしていたそうです。そしてその中には村木雄児さんもいらっしゃったそうです。
明さんの焼き物に使われる土は窯のすぐ横っちょにある土。それを掘ってきて廃材を燃料に焼き締めます。この最もシンプルで原初的な器の生産現場から生まれる明さんの器もとてもシンプルで素直なもの。灰被りだの窯変だのと、とかくやきもの通が薀蓄を垂れたがる薪窯焼成の器ですが、明さんの興味はそういうところにはなさそうです。焼け具合で値段が全然違ったりするのが薪焼きの器ではよくあることですが、明さんの値付けはすべて同じで、しかもとても買いやすい値段。自然釉がいい調子にのっていようが、のっていまいが価格に差をつけません。「自分の友達でも気軽に買える値段で」「それに材料費も全部タダですし」と本当はタダより高いものはないのですが、とても実直な姿勢でやきものに取り組む若者らしいその心意気を歓迎したいと思います。
初納品は湯呑と碗。
素直な器は幅広い用途に使えます。
湯呑はビアカップにしたり、花入れとしてもいい。
4寸ほどのやや深さのある碗は、煮物、和え物はもちろん、3時のおやつを少しだけ入れたり、鍋用の取り鉢にしたり、今の季節だとたけのこご飯などの混ぜご飯系にもどうぞ。
●鯉江明/碗(4寸) \1,400、湯呑 \1,200
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器 : 村木雄児/そば猪口
鯉江明/小鉢(4寸) \1,400
お茶 : コーヒー(自家焙煎あさくま/エルドラド・中煎り)
>> 器穂垂ホームページへ
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吉岡萬理さんの工房での個展を観に行ってまいりました。
萬理さんの工房はこの季節桜がとても綺麗な長谷寺のすぐそばにあるので桜のお花見を兼ねてと思って行ったものの、昨日は時折季節外れの雪が舞うとても寒い一日だったので、花見はパスして午後はずっと工房2階展示室、名付けて『River Side Gallery』で過ごさせていただきました。
外には桜をはじめたくさんの花が咲き誇っていますが、展示室ではご覧の通り萬理さんのカラフルな色絵の花が咲き乱れておりました。
粉引や鉄彩の器に根強い人気のある萬理さんですが、この元気な色絵こそがBanriさんの真骨頂であります。 朝の一杯のコーンスープも、午後のティータイムも、Banriさんの大きな色絵のマグがあればいつもより何倍も楽しく元気にいただけそうです。
この元気なBanriワールドをまだ体験されていない方は、ぜひ一度その未知なる扉を開いてみてください。ワクワクする楽しい世界がそこに広がっています…
展覧会は7日(金)まで。元気なBanriさんが最高の笑顔で迎えてくださいます。
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これは初めてメールを下さったK様が希望してこられた漆の丼碗の条件でした。
そしてWebに掲載しているこの椀(福田敏雄/丼椀 4.7寸・石目・朱)はそれに叶うかどうかというお尋ね。 早速測ってみたところ、容量は700ccほど、重量は約220グラムと、容量が足りず、ちょっと重め。これでは条件に適いません。それで福田さんに尋ねてみたところ、随分前にはそのようなものも作っていたけど今は作っておられないとのこと。
さて、どうしたものか?
つづきはまた後日。
ここでは漆のお椀の特注のプロセスを何回かに分けてご紹介していきます。
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今日、H君という若者が店を訪ねてきてくれました。神戸から来てくれたという彼は、聞けば科学を学んでいる大学生とのこと。春休み中で実家に帰るのに買った青春18切符で電車を乗り継ぎやって来てくれました。
若い男性のお客様には中々足を運んでもらえていないのが穂垂のみならず器のギャラリー全般の現状だと思いますが、H君みたいに「やっぱりいい器で食べる料理は美味しいです」と言ってもらえると『日本も中々捨てたもんじゃないなぁ』という気持ちになります。
道に迷いながらもこんなとこまでやって来てくれたH君に感謝です!
青白磁でやる金沢の梅酒、きっとすごく美味しいだろうけど飲み過ぎないようにね(^^)
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