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2007年8月 7日 (火)

究極のフツウ

Hakujitenmuraki1_3轆轤が天才的にお上手な村木雄児さん。
自然で淀みない熟練の手さばきがこの美しい器を生み出します。
白磁は土もののように土の味に頼ることが出来ない分、より一層その形の美しさが際立ちます。このような大きめの鉢から豆皿や小湯呑のような小さなものまで、村木さんの轆轤仕事の美しさ、心地よさは変わりません。

村木さんの白磁は大きく分けて青っぽい色味のものと、アイボリー調のものとがありますが、写真の鉢は前者。このほかアイボリーのものもあります。

村木さんの奥様は村木さんの器の良さを「普通なところ」と仰っていますが、普通は普通でもこれは究極のフツウです。そしてフツウを極めたところにこそ本当の美しさがあるように思うのです。

Hakujitenmuraki12●村木雄児/白磁鉢(7寸) Ф約21.5cm×h約5.5cm \8,400

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