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2007年11月25日 (日)

べっ甲

Fukudaten009 今年はべっ甲と呼んでいる塗りのものがいくつかやって来ています。これは白漆(白といっても実際は黄色に近い色です)の上から透き漆を塗ったもので、べっ甲のような色合いになっているのでそう呼びます。
写真右側の新作の丼椀がべっ甲です(左は朱)。柔らかな色合いがとても上品でやさしい雰囲気をしています。最初名前だけ聞いたときは何だかジジくさい(失礼)ものを想像していましたが、実物はさにあらず、一目で気に入ってしまいました。使い込んで肌がトロンとしてきたらさらにべっ甲らしい色あいになっていくのでしょう。

Fukudaten053_4 べっ甲のものはこの丼以外にはサラダボウルや飯椀なども届いていますが、全部で5点ほどしかありません。ちょっと変わったものをお探しの向きはどうぞお急ぎ下さい。

福永芳治さんのわら灰釉のお皿とあわせるとこんな感じに。なんだか秋らしい雰囲気になりますね。

●丸丼(5.5寸・朱・ケヤキ) \26,250
●丸丼(5.5寸・べっ甲・ケヤキ) \26,250
●縁丸サラダボウル(5寸・べっ甲・ケヤキ) \18,900
福永芳治/わら灰釉六寸皿 \4,200

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2007年11月24日 (土)

3年もの

Fukudaten031 去年、今年と福田敏雄展のDMを2年続けて手にされた方はもうお気づきかもしれませんが、撮影に使ったお椀のうちのラッパ椀は昨年と同じもので、私が3年使い続けいている私物であります。
ギャラリーの案内状というのは普通は作家さんにDM用の器を事前に送っていただいて(大体新作であることが多い)、撮影することがほとんどなので、店主の私物を、しかも2年連続で同じものを使うのは異例のことかもしれません。これは別に手を抜いているというわけではなく、実際に使っているものがどんな風に変化していくのかを皆さんにご覧いただこうと思ってのことです。
昨年も書きましたが、漆器はとかく扱いづらいと思われがちで、良い漆器が家にあっても正月が来るまでじぃっとどこかに仕舞い込まれて、中々陽の目を見ることがありません。そしてそのような漆器にはたいてい金ぴかの蒔絵(のようなもの)が仰々しく施されていて、とても毎日使う気にはなれないようなものばかりです。
福田さんの漆器には、さりげなく品の良い塗りが施されていて、形、色ともにシンプルで毎日使って飽きの来ないようなデザインになっています。
だからどんどん毎日使って木の器の軽くて温かな心地よさと、上等な雰囲気とを味わい尽くしていただきたいなと思います。
手間隙が掛かる漆器は当然お値段も高くなりますが、毎日使って気分よく食事が出来ると思えば値段のことも何とか許していただけるのではないかなぁと思う次第であります。
さて、写真左が私物3年物のラッパ椀、右が未使用のものです。違いは一目瞭然、
使っているとこんな風に艶々してきます。そしてそんな変化を時々感じられるのも、暮らしの中のちょっと楽しい時間となります。
漆の器でささやかな幸せを感じてみませんか。
因みに私物の椀の高台が黒いのは剥げたのではなく、昔の仕様なだけです。今は右のような総朱の仕様となっております。

ラッパ椀・小(3.9寸・刷毛目・朱・ケヤキ) \10,500

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2007年11月23日 (金)

漆の秋

Fukudaten3 晴れて福田敏雄展初日を迎えました。
残念ながら今回福田さんご自身は会場には来られませんが、忙しい中精一杯作ってくださった多彩なぬりものの数々が輪島より届きました。朱色や黄色に彩られた木の器がさながら紅葉のごとく店内に秋の風情をもたらしてくれています。

是非多くの皆様にご覧いただき、漆の秋を満喫していただきたいです。

●丸盆(尺・木地呂・ケヤキ) \36,750
●朝顔皿(7寸・朱・ケヤキ) \17,850
●平皿(5寸・黒内白拭き漆・ケヤキ) \7,350

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2007年11月22日 (木)

男気

Fukudaten030_2 いよいよ明日から福田敏雄展が始まります。こちらのブログでも出品作をご紹介してまいります。

拭き漆の器は木目が透けていて木の生命力をダイレクトに感じられるからか、力強く男っぽい感じがします。
この鉢は面取りを施した力強い高台、上部3分の1のところでグイッと上に立ち上がるボディライン、玉縁に成形された口縁部などのディテールにより、さらに力強い印象を与えます。7寸なのでそれほど大きな鉢ではありませんが、食卓で十分に主役を張れる男気ある一品に仕上がっています。
展示替えの終わった夕刻の店内で、第一印象の一番強かった作品を一番最初に撮影しました。

●福田敏雄/面取高台鉢(7寸・拭き漆・ケヤキ) \26,250 sold

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2007年11月21日 (水)

今年最後の

Fukudaten033_3 またまた長い間ご無沙汰してしまいました。
早いもので、明日より、今年最後の展示会となる福田敏雄展が開催されます。
今回はおよそ80ほどのアイテムがやって来ています。昨年はお椀がたくさん出品され充実していたように記憶していますが、今年は中ぐらいのサイズの皿や鉢に見所が多いようです。そのほか、落ち着いた色合いの朱の椀や、漆をたっぷり滲み込ませた拭き漆の鉢、マットな表情の白拭き漆の小皿、布目の美しい小振りの重箱など、魅力的なアイテムがたくさん届いています。
さて、みなさんはどんな器を心待ちにされているのでしょうか。

Fukudaten024いつものように会期後半にはWEBでも作品をご紹介してまいりますので、来店が難しい方はどうぞ楽しみにしていてください。

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