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2008年5月24日 (土)

深田さんの灰釉

Fkdtn_076t深田容子さんと言えば、黄色やグレーの粉引が柔らかな色合いでとても人気がありますが、深田さんの工房へお邪魔したときに見せていただいた灰釉の器がとっても良くて、灰釉は中々安定しないので普段はあまりたくさんは作られないそうですが、ぜひ灰釉の器も出してくださいとお願いして帰りました。その後DM用にと送って下さった器が、鄙びた味わいが何とも渋い灰釉の皿1枚のみで、期限ギリギリまで何を送ろうかと悩まれたようですが、最終的には私のリクエストを真っすぐ受け止めて、応えて下さったのだなぁと思います。

今回は石窯天然酵母パンの「のら」さんにもジョイントをお願いしていましたので、ざっくりとしたのらさんのパンにもこの灰釉の皿はとてもしっくりと馴染みました。噛むほどに味わい深く、力強い“のらパン”同様、灰釉の器も使うほどに味わいが増していきます。かさっとした肌は須恵器のような焼締めの器の雰囲気があり、使い込めば表面もシットリとしていくことを深田さんの私物を見せていただいて確認済みです。

Fkd08_003 深田さんの器のWeb掲載の作業に取り掛かり始めています。掲載は週明け頃になりそうです。遠方で今展にお越しになれない方はぜひご覧いただきたいと思います。もちろん灰釉の器も掲載いたします。どうぞお楽しみに。

上)深田容子/灰釉八寸皿 \6,090

右)深田容子/灰釉皿(5寸強) \3,150

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