駆け足の常滑作家巡り 2
二人展まであと一週間を切りました。
初日は客人が多くなりそうな情勢なので、それまでに何とか体裁を整えるべく、昨日は炎天下の最中、汗だくになりながら、おまけに蚊にたっぷり血を吸われつつ、庭仕事に勤しみました。何本かの木を刈り整え、よしずを張り終え、ようやく夏支度が終わるとすっかり日が暮れてしまっていました。作業途中、セミの抜け殻を発見し、いよいよ夏本番に突入です。
鶴見さんの次に訪れたのは、もうかれこれ10年近いお付き合いになる急須職人の水野博司さんのところへ向かいました。
水野さんは独立されてからずっと急須一筋。今回はお願いしていた定番中の定番の二種類の急須が出来上がったとの報告を受け、引き取りにお邪魔しました。風の通る居間で奥様も交えしばし近況を伺った後急須を受け取り失礼する。他に発注している急須や土瓶はまだ当分出来上がりそうになさそうです。水野さんの仕事はゆっくりなのです。とても。
写真は水野さんの工房の窓からの画。ご自宅へは工房の中を通ってこの窓からレンガ積みの階段を上って母屋玄関へと向かいます。まるでにじり口のようです。このアプローチの仕方がちょっと変っていていつも楽しい。工房を通らずに直接母屋へ向かう方法があるのかどうかは不明。今度水野さんに聞いておきます。
午後からは今回の常滑訪問のきっかけとなった新たな作り手のところへと向かいました…
次回へ続く。
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