秋の色
三笘さんの灰粉引の器。
出窓越しに見えるウメモドキの黄葉と違和感なく一体化しています。三笘さんが使っている天然灰の釉薬も元は木だったから当然といえば当然でしょうか。
このように器は自然を多く取り込んだものであってほしいですね。
こちらは仁城さんにしては珍しい朱塗りのお盆。
仁城さんの朱は秋の味覚、柿を思わせるような、落ち着いた色味が素敵です。仁城さんにとってこの色が唯一自分の中で許せる朱色なのだそうです。
使い込んで、そのうち傷だらけになったとしても、それはそれで鄙びたいい味になりそうです。
■三笘修/灰粉引深碗 \3,150
●仁城義勝/盆(栃 尺二寸)
「仁城義勝・三笘修 二人展」は来月7日まで。
どうぞお見逃しなく。
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