休日雑記
昨日行った銅版画の木村茂さんの個展は80歳の記念展。ここ数年描き続けている「石」の作品以外にも初期の「木」や「線路」をモチーフにした作品が多く出品され、木村茂さんの画業50年の足跡が一望できる、見ごたえある展示だった。出品数は年齢にちなんで80点だったので、それらは膨大な作品群の中のまだほんの一部に過ぎない。過去の図録を見せていただいたが、今回出品されていないものの中にも、まだまだ興味深い作品がたくさんあった。
来年は『白』(ハク:大阪の現代アートシーンを牽引してきた老舗ギャラリー)でまた今回とは違ったシリーズの作品を再発表されるとのことで、今からもう楽しみだ。
今日は出来上がった器を引き取りに、八木橋昇さんの工房へ。
八木橋さんの器の入荷は本当に久しぶり。3年ぶりぐらいか。
お互いいろいろな展開を模索しながら、再び交じりあった。
静かで温かく、すぐれた道具である八木橋さんの器をまた少しずつご紹介していきます。
その後、木工の富井貴志さんの工房へ寄り、ひとしきり、器、店、子供の話などして帰宅。
富井さんには来春、三笘修さんとの二人展をお願いしていますので、どうぞ楽しみにしていてください。
> うつわ穂垂HP
| 固定リンク