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2009年11月22日 (日)

力強い小皿

Tfkdtn_044_2

高く立派な高台の付いた、この男気系のクラシカルな小皿に、強く惹きつけられています。

現代のテーブルには高台の高い器は腰高な感じがして、個人的にあまり好きではないのですが、なぜかこれは嫌じゃないんですね。力強いのに押し付けがましさがなく、そこにさらりと立っている。でもやはりすごく立派で。そんなところに魅力を感じているのかもしれません。

高台の高さが活きるときもあります。たとえば茶托に載ったお茶とともにお菓子を添えるときには、高台の低い皿だとバランスが悪くなりますが、高さがあると吊り合いますし、向付け的に食卓の奥に置いたときにも、小さな料理でもかすむことなく存在をアピールできます。
また、とっておきのお酒を呑むときの酒の肴は、こんな上等な小皿に盛ってみたいものですね。

どちらかと言えば古めかしい感じのする器なのに、520番という最近の番号がつけられていたので福田さんに訊ねてみると、ずいぶん前から作っている形なんだけど、昔のはもっと分厚くてごっつかったのを、少し削ぎ落としてスマートに作り直したんだそう。
これでもごついと思っていたのに、前はもっとごつかったと聞いてちょっとびっくり。
そうやって“洗練されたごつさ”だから見ていても気持ちがいいっていうことでしょうか。
 

Tfkdtn_011_2 No.520 小皿 3.5寸 朱 欅 \7,350

1寸約3cmでご換算ください。
 

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