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2009年12月30日 (水)

入荷情報

吉田直嗣さんの器が入荷しました。
ご注文いただいていた方にはすでにご案内メールをお送りしましたが、もし注文しているのにメール届いていないよという方がおられましたら、お手数ですがメールをください。

そして伊藤聡信さんの輪花の器も今日届く予定です。
年内納品は難しくなりましたが、ご予約いただいている方には検品後、入荷案内のメールをお送りいたしますので、もうしばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます。

 
 

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2009年12月27日 (日)

ありがとうございました。そして…

Yghsm_009

今日で今年最後の店の営業を終えました。
今年もまた多くの人に支えられて無事1年を乗り切ることができました。

ありがとうございました。

来年もよい器だけをコツコツと取り上げてご紹介していきたいと思いますので、
懲りずにどうかよろしくお付き合いください。

3月には憧れの村木雄児さんの個展を開催する予定です。
3年前に村木さんの工房を初めて訪ねた時、いつか穂垂でも個展をやっていただけるように頑張りたいですと宣言したことがようやく実現できるかと思うと胸が高鳴ります。
お会いすると一人淡々と仕事をこなしているように見える村木さんですが、村木さんの手から生まれる器はこの上なく味わい深く、慈しみに溢れていて、どうしたらこんな仕事ができるのだろうといつも不思議に思うのです。そこにどんなに厳しい土との格闘があったのか、それとも土との戯れの産物なのか。
奈良に来られた折には、そのへんのところをじっくりと伺いたいなぁと思っています。

夜は、大阪での個展を終えた吉岡萬理さんが納品に来てくださったので、そのまま夕飯をご一緒しました。
そう、初めて村木さんの工房を訪ねた時は、東京での個展を終えた萬理さんとご一緒したのです。萬理さんも村木さんの奈良での個展開催をとてもを楽しみにしてくださっているご様子でした。

店の営業は今日でお仕舞いですが、明日もひきつづきweb shopの対応はしてまいります。また、ふだん、常設の作品をあまり紹介できていませんので、今年中に少しでも多く掲載したいなと思っています。
写真は昼に食べたミネストローネ。八木橋昇さんの古粉引の鉢に盛りました。
こちらの器もwebshopページに掲載予定ですのでどうぞお楽しみに。

今年も最後の最後までよろしくお願いいたします。

  

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2009年12月26日 (土)

いよいよ

Aszw_075

クリスマスが終わるといよいよ来年へ向けてのカウントダウンも本格的に。

今年の営業も残すところあと二日となりましたが(web shopはもう少し長いです)、ここのところ年内滑り込みの入荷が続いています。

清水なお子さんの飯碗色々、八木橋昇さんの片手鍋や手頃な鉢、三笘修さんの新作の器など、色々入荷しています。
それから、吉田直嗣さんと伊藤聡信さんの器の入荷も予定しているのですが、未だ届かず、いよいよ年内入荷があやしくなってきました。
お待たせしているお客さまも多数おられるのですが…

写真は八木橋さんの新作片手鍋。
この時期、保温力の高い土鍋のミルクパンでチャイやココアなんかが温まっていいですね。もちろんホットミルクも。
このほか、もう少し大きな、スープやちょっとした煮込みによさそうなサイズや、ラーメンを作ってそのまま食べられる平たい形なども入荷しています。

入荷が相次ぎ、いつにも増してごちゃついた店内となっていますが、器好きの方のご来店をお待ちしております。年の瀬の忙しい時期ですが、ぽっとお時間が空いた際にはちらっと今年最後の器との出会いを求めてお出かけください。

●八木橋昇/黒 ミルクパン(Φ11) \4,725
 

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2009年12月20日 (日)

大人も嬉しい子供の器

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吉岡萬理さんにお願いしていた子供の器が届きました。
HPの方で特設ページを設けてご紹介していますので、萬理さんの楽しい色絵の器をぜひご覧ください。

今回はカラーバリエーションも増えて4パターンになっています
(オレンジのカップはすでに売り切れ)。
ボウルにはクルクルがついて楽しさも増しました。

ご紹介するアイテムはカップ、ボウル、皿の3種類。
組み合わせればカワイさ倍増で、出産祝いや誕生プレゼントにと、
きっと喜んでもらえると思います(ただし、器には“2009”と制作年が刻まれています)。
時節柄、クリスマスプレゼントにもいいですね。

萬理さんの作るものは何でもちょっと、いやかなり大きめなので、今回の子供の器も大人も普通に使えるサイズとなっています。が、サイズは一人前だけど値段は子供向けに抑えてもらっていますので、一度萬理さんの色絵を使ってみたかったとお思いの方は、この機会にぜひお試しください。
画像ではこの質感の良さや器の放つエネルギーはいまいち伝わりませんので、実物を手にして、実感してみてください。

Bnr_164_2 しばらく滞っていたwebshopの萬理作品も久々に更新しましたので、そちらも併せてご覧ください。
無地系の作品もなにげに素晴らしいです。

 

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2009年12月16日 (水)

カルロス君@iTohen

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ちょうど大阪へ出かける用事があったので、今日からiTohenで始まった吉岡萬理さんのカルロス君展(うつわ祥見さん企画)を見ることができた。

壁掛け絵皿が楽しかったので2枚いただく。
1枚は黄色い種まきカルロス君で、もう1枚は黒のへべれけ、いや間違い、ほろ酔いカルロス君。
種まきカルロス君は立派な大人の見本として子供部屋に飾ってやり、ほろ酔いカルロス君は宴の席のおつまみ入れにしようかな、なんて考えています。ほろ酔いの方は子供には見つからないように仕舞っておかないと…(←壁掛けの意味ないやん)
会期後の作品受取なのでこれから見に行かれる方も、うちにやってくるはずのカルロス君に出会えるかもしれませんね。

写真はガラスに映り込んだ壁面のカルロス君絵皿と、談笑する萬理さん。
萬理さんのポーズがイカシテマス。
 

カルロス君展は27日まで開催とのこと。
ぜひカッコイイ萬理さんとひたむきなカルロス君に会いにお出かけください。

詳しくは下記HPを↓
http://www.skky.info/

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2009年12月 8日 (火)

福田敏雄展が終了しました。

夕方5時、最後のお客様をお見送りして福田敏雄展が今日で終了しました。

毎年この時期に漆の器をご紹介していますが、漆器は決してお正月だけの特別な器ではありません。
漆の器がどれほど料理を美味しく見せてくれて、使い勝手よく、機能的にも優れた点を多く備えた食の道具であるかは、普段からお使いになられている方は十分に実感していることと思います。
その上、漆には使うほどに艶が増してくる“器を育てる”楽しさもあって、器好きにとっては本当に使い甲斐のある魅力的な器だと思います。

もしまだ漆器をお試しでない器好きの方がいらっしゃいましたら、ぜひこの英語で“japan”と呼ばれる“日本の器”をそばに置いて、漆のある暮らしを体験してみてください。
もしかしたら、この漆のように慎ましく、美しく、しなやかで強い日本人に少しでも近づけるかもしれませんよ。

福田敏雄展は今日で終了しましたが、まだあと1週間ほど器はお預かりしていますので、会期を逃したけど見てみたいという方がおられましたら、遠慮なく店頭でお声掛けください。
また、webによる作品販売は14日(月)まで受け付けておりますので、そちらもどうぞご利用ください。

Hana_031

 
> web福田敏雄展

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2009年12月 7日 (月)

弁当箱

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この二段の漆黒の美しい箱(中は朱)。

「弁当箱」と命名されていますが、使い方はもちろんあなたのご自由に。
 

それとも、プレミアムな“弁当男子”現るか?

 

福田敏雄さんの漆展も今日を含め残すところあと二日となりました。

福田さんの丈夫で美しい普段使いのぬりものをぜひご覧ください。
 

524.弁当箱(2段) 5.5×3.5寸 布目・黒内朱 アスナロ \42,000

 

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2009年12月 4日 (金)

石目椀

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福田敏雄展もすでに終盤を迎えています。

福田さんといえば、お椀が充実している作り手ですが、まだ紹介できてませんでしたね。

石目椀をご覧ください。
石目とは表面の仕上げの種類のことで、地の粉という焼いた珪藻土の粉末を下地材として塗り付けて、塗った時にできる自然な凹凸を敢えて意匠として残した仕上げのことをそう呼んでいます。
下地の強さ・安心感が視覚と触覚の両面から伝わってくる好椀の一つだと思います。
形は福田さんの作る椀の中では一番お椀らしい形といえましょうか。

写真の中サイズは毎日の味噌汁にちょうどいいサイズ。
このほか、具だくさんの汁やお雑煮にも使いたい大サイズ、
子供の初めての椀としてや、ダイエット中の方にもおすすめな小サイズがあります。

まずはこんなお椀をガシガシ使い込んで、
ぬりものの良さを実感していただきたいなあと思います。

 
No.251 石目椀 3.8寸 石目・黒 \10,500
※1寸約3cmでご換算ください。
 

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2009年12月 2日 (水)

粉引と漆

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昨日に続いてぬりものとやきものの組み合わせです。

今日は土ものの代表格である粉引の器を組み合わせました。

長谷川奈津さんの粉引片口と福田さんのぐい呑。
お酒がお好きな二人の組み合わせです。
長谷川さんは漆器もお好きで、福田さんの器もお持ちだそうです。

粉引も漆も使い込んで表情が変わってゆくのが楽しい器です。
この片口とぐい呑もいずれお酒をたっぷり吸って、
とろっと艶やかないい表情になることでしょう。
 

[器DATA]
・長谷川奈津/粉引片口 \6,300
・福田敏雄/ぐい呑 2.6寸 朱 \8,400
・福田敏雄/ぐい呑 2.6寸 黒 \8,400
・福田敏雄/欅尺盆 木地呂 \36,750

 
明日3日(木)はお休みとなります。
次回、金曜日にお会いしましょう。

 

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2009年12月 1日 (火)

染付と漆

Fkda_010

あなたは漆のぬりものにどんな器を合わせますか?

私ならまずは染付です。

染付の器とぬりものの組み合わせはまさに「日本の食卓」といった感じで、
「正しい日本人」をしている気にさせてくれます。
 

合わせた染付は清水なお子さんの器。

彼女の生き生きとした絵付けや器から感じる健康的な明るさは、
福田さんの気取らない普段着の漆器と相性がとても良いです。
 

[器DATA] 左上から時計まわりに
・福田敏雄/縁丸サラダボウル 4寸 拭き漆 \8,400
・清水なお子/しのぎ草花文五寸皿 \2,625
・福田敏雄/汁椀 3.8寸 朱 \9,450
・福田敏雄/飯椀(小) 4.1寸 黒 \9,450
・福田敏雄/折敷 布目・黒拭き漆 \15,750

 

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