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2010年3月24日 (水)

web村木雄児展 「もう少し」

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だんまり店主ですみません。

店舗での村木雄児展はとっくに終了していますが(ご来店いただいた皆様、本当にありがとうございました)、いつも展示会終了間際には掲載しているwebでの出品作紹介がまだできていません。楽しみに待っていただいている方には申し訳なく思っているところですが、現在鋭意掲載準備中ですのでいましばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。

数ページに分けての掲載を予定していますが、今日中に何とか1ページでもと思っています。

どうぞ心静かにお待ちください。
 

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2010年3月19日 (金)

村木雄児展 「失敗も楽しむ」

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村木さんが初日に自ら持ってきてくださった器の中に、御本の出方がいつもとは少し違うものがありました。
ご本人は「焼きに失敗しちゃって」と仰っていたが、どうして、どうして、なかなか良いではありませんか。

写真はやや大振りの碗。
小丼といってもいいぐらいの大きさで、抹茶用にもなりそうです。
これでお茶漬けも食べたいな。
写真の大碗のほか、小鉢にもこのタイプの質感のものがあります。

作り手の狙いとは少しずれたのかもしれませんが、こんな綺麗な失敗だったら歓迎してもいいと思いませんか?

Mrktn18_006 ひとつ抹茶用に下ろさせていただきましたので、店で使い心地をお試しいただけます。どうぞ遠慮なくお申し出ください。

 
●村木雄児/粉引大碗(Φ14×h8) \4,725

 
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2010年3月16日 (火)

村木雄児展 「楽しんで作る」

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村木雄児展も後半に入って、これがようやく初紹介ブログとなります。

忌々しい数字との格闘を終え、昨日、村木さんがこのときのために作ってくださった器をはじめてじっくりと拝見することができたのですが、今改めてその仕事の深さに感銘を受けています。

村木さんが来てくださった初日には多くの若い作り手の方たちも来られました。
村木さんが彼らに伝えておられたのは「一番大事なことは、どれだけ楽しんで仕事できるかだよ」ということでした。
つまり、楽しんで作ったものじゃなきゃ、お客さんを楽しませることなんてできやしないと。

簡単なようで難しい…

これは仕事のことだけではなく、人生訓だと思いますが、未熟者の自分にはまだまだ難しいな… と思った次第です。

昨日、銅版画家の木村茂先生が見に来られ、片口をお手になさって「気持ちが入ってるねぇ」とつぶやかれましたが、それはきっと村木さんが楽しんで作った気持ちが器を通じて伝わったからなんだろうと思います。
 

Mrktn10_051_4 村木雄児展は今週末(3/21)まで。
村木さんの楽しい気持ちがいっぱい詰まった器をぜひ見にいらしてください。

“web村木展”のページ作りはまだこれからですが、週末頃(あるいは会期後か?)の掲載に向けて今日から準備し始めます。
掲載する作品は会期終了後も少しの間は穂垂でお預かりしていますので、会期中来られない方はwebでじっくりとご覧下さい。

 

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2010年3月 2日 (火)

現役なのに“伝説の人”

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うつわの手帖【2】が日野明子さんより送られてきました。

前号のうつわの手帖【1】につづいて、今回は川合優さんの取扱店として店名をリンクしていただいています。
また、これから取り扱いの始まる上泉秀人さんの器も紹介されていますので、ぜひ一度書店でお手になさってみてください。
どの作り手のことも真面目に面白く紹介されていて、読んでいて楽しくなる本です。

たまたま今日、上泉さんから納品の電話をいただいたので、「上泉さんってすでに伝説の人なんですね」と日野さんの紹介分を引用してツッコんでみたら、「大袈裟に書いてんのよ。ナマケモノで迷惑ばかりかけてるっていう意味なら確かに伝説になってるかもしんないけど…」っと電話の向こうでお茶目に笑っておられました。

“伝説の人”の器は第一便が間もなく届きます。ご期待下さい。
 

■川合優/杉薄板 \6,300

●上泉秀人/しのぎカップ(小)
 

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2010年3月 1日 (月)

「村木雄児展」 今週末から

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今日から3月。あちこちで梅の花が咲きほころび、すっかり春めいてきましたね。 

さて、穂垂では今週末より「村木雄児展」が始まります。
そろそろ皆さんのもとにもDMが届いている頃かと思います。

村木さんの粉引の器はほんのりとピンク色がかったものが多く、春の陽だまりのような温かな雰囲気があります。
そんな粉引の器のほか、唐津や三島、白磁など、それぞれに味わい深い器がたくさん並び、皆さんの食卓にも小さな春を届けてくれることと思います。

初日の6日(土)には、静岡から村木さん本人もお見えになりますので、この作り手と会える貴重な機会にぜひ足をお運びください。

 
> 村木雄児展

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