村木雄児展も後半に入って、これがようやく初紹介ブログとなります。
忌々しい数字との格闘を終え、昨日、村木さんがこのときのために作ってくださった器をはじめてじっくりと拝見することができたのですが、今改めてその仕事の深さに感銘を受けています。
村木さんが来てくださった初日には多くの若い作り手の方たちも来られました。
村木さんが彼らに伝えておられたのは「一番大事なことは、どれだけ楽しんで仕事できるかだよ」ということでした。
つまり、楽しんで作ったものじゃなきゃ、お客さんを楽しませることなんてできやしないと。
簡単なようで難しい…
これは仕事のことだけではなく、人生訓だと思いますが、未熟者の自分にはまだまだ難しいな… と思った次第です。
昨日、銅版画家の木村茂先生が見に来られ、片口をお手になさって「気持ちが入ってるねぇ」とつぶやかれましたが、それはきっと村木さんが楽しんで作った気持ちが器を通じて伝わったからなんだろうと思います。
村木雄児展は今週末(3/21)まで。
村木さんの楽しい気持ちがいっぱい詰まった器をぜひ見にいらしてください。
“web村木展”のページ作りはまだこれからですが、週末頃(あるいは会期後か?)の掲載に向けて今日から準備し始めます。
掲載する作品は会期終了後も少しの間は穂垂でお預かりしていますので、会期中来られない方はwebでじっくりとご覧下さい。
> うつわ穂垂HP