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2011年3月 5日 (土)

岡山、1日目。富井さんと、仁城さんに会いに行く

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昨日今日と、岡山へ行ってきました。

目的は二つ。いや、本当は一つだったけど、大きなオプションが付いて二つに。
メインは木工の富井さんとガラスの石川さんの二人展を見ること。
大きなサブは仁城さんにお会いすることでした。

一日目、ところどころ雪が舞う中、富井さんの車に便乗して仁城さん宅に向かいました。
予定通り3時に到着。先客の地元の米農家の方とともに一服御馳走になり、その後隣接する仕事場へ。仕事は「荒刳り」という、器のおおよその形を削り出す段階に入っていて、その作業の様子を見せていただく。富井さんもその一連の作業の無駄のなさと、素早さに感嘆することしきり。作業終了後は仁城さんの制作の工夫や、手製の道具を解説付きで見せていただく。富井さんにとっては、ご自分の制作のヒントになることもたくさんあったようで、熱心に仁城さんの説明に耳を傾けておられました。

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荒刳りする仁城さん。円柱状の木の塊りが器の姿に変わる。

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富井さんに道具の説明をしているところ。

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人気の入子組椀はすでに荒刳りを終えていた。
これからさらに多くの工程を経て、出来上がるのは10月です。

夜は奥様の手料理に舌鼓を打ちながら、器づくりの話を核に、仁城さんのこれまでの歩みなどを交えながら、楽しい人生の勉強会と相成りました。
酔いも心地よく回って、私も富井さんも床に就くとすぐに眠ってしまいました。

二日目へ続く。
 
 

> うつわ穂垂HP

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