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2011年3月12日 (土)

震災のあまりの大きさにただただ言葉を失います。

奈津さんを通じて、藤野近辺の作り手さんたちがご無事なことを確認してひとまずホッとしていますが、東北にも穂垂のお客さんがたくさんいらっしゃるし、宮城は父の郷里なので親戚の安否も気懸りでなりません。とにかく今はただ無事であることを祈るばかりです。

「阪神」で震災の恐ろしさは身近に経験していますが、このようなことが起きると、たとえ被災者でなくても普通の精神状態を保つことが難しくなります。でも、それでも被災していないものにとって一番大事なことは、普通に暮らすこと、与えられた仕事を全うすることであり、そこからすべてが始まります。

そして、茶碗屋は茶碗を売ることで、世の中に貢献したいと思います。

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