もうすぐ、長谷川奈津展
当初4月開催予定だった長谷川奈津さんの展示会がいよいよ今週末から始まります。
長谷川さんには企画展にはたびたび参加していただいていますが、個展はこれが初めてとなります。
よくよく考えてみると、企画展では毎回彼女にはびっくりさせられ続けているように思います。
粉引はこう、灰釉はこんな感じ、白磁は大体こう、などと自分の頭にインプットされているそれぞれのイメージと、彼女が送り届けてくれる器にはいつも大なり小なりギャップがあって、それらは私にとっては毎回ちょっとしたサプライズであり、新たなやきものの魅力の発見なのです。そしてそれはとりもなおさず、彼女が毎回難しいチャレンジをしていることの証左でもあるわけです。
今回は個展ということで、きっといろんなサプライズに出会うんだろうなと想像すると、今からわくわくしてきます。
今展では、新しい黒の器を軸に、松や林檎の灰を使った釉薬の器、渋い色合いのアメ釉の器、定評ある粉引の器など、様々な色彩の器を見せてくださるようです。
関西では久々の個展になりますので、みなさんもぜひ彼女の今のチャレンジをみていただき、それぞれのサプライズを楽しんでもらえればと思っています。
> 長谷川奈津 陶展
> うつわ穂垂HP
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