吉田直嗣展より/釉の流れ
ぱっと見ではただ黒いだけに見える黒(鉄釉)の器も、よく見ると上から下へ釉薬が流れていて、単なる真っ黒でもなく、あ、キレイだなと思います。
灰釉の器(磁器)はもう少しわかりやすく釉の流れと溜まりが見えて、こちらも実にキレイです。
写真が暗くて分かりにくいですが、コップとコーヒーカップでは土(陶石)が違うため(釉薬は同じ)、色見も若干違いがあります。コップはわずかにグレーっぽくて、コーヒーカップの方はもう少し冴えた白さがあります。
いずれもさりげないニュアンス表現にとどめてあるのが吉田さん流といえましょうか…。
●吉田直嗣/鉄釉中鉢 Ф20.5×h6cm \5,250
●吉田直嗣/灰釉コップ(ロング) Ф8×h10.5cm \3,675
●吉田直嗣/灰釉コーヒーカップ Ф9×h7cm \3,675
> 吉田直嗣 陶展
> うつわ穂垂HP
| 固定リンク