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2012年6月30日 (土)

伊藤聡信展 始まりました。

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本日、伊藤聡信さんの個展が始まりました。

これまであまり梅雨らしくない天気が続いていた奈良ですが、個展開始とともに、その梅雨らしさを俄然発揮し始めました。足もとの悪い中お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。

梅雨といえば、その吸水性ゆえ土ものの器がカビやすい時期でもありますが、伊藤さんの磁器の器を使えばもうそんな心配も必要ありません。普段は土もの党の方もこの季節にはテーブルに載る磁器の比率を高めて、器を清潔に保つよう心がけてみてはいかがでしょうか。そしてそんな時は、土ものとも相性抜群の伊藤さんの磁器をお宅にもぜひ取り入れてみてください。

 伊藤さんの在店日は残念ながら本日のみ。明日からは私ひとりでの対応となりますが、どうぞよろしくおねがいいたします。

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花の手直しをする伊藤さんの後姿。

 

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2012年6月29日 (金)

伊藤聡信展 前夜

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PM.6:30 伊藤さん予定を大幅に遅れてご来店。

二人+α(父)でせっせとセッティングに励みました。

いつもなら私一人でウン時間も掛けてやる仕事ですが、さすがに仕事の早い伊藤さんのお陰で、今日は5分の1ぐらいの時間で設営が大雑把ではありますが済んでしまいました。

あとは会期中にもじっくり時間をかけて、あっちこっち移動させながらしっくりくるよう店に馴染ませていきたいと思います。

作品点数は数えてませんが、170個もあるハシオキを除けば300点ほどでしょうか。印判でも一点一点表情が違うので宝探しのように自分のお気に入りを見つけていただけたらなと思います。

明日初日は狭い店内、男二人で皆様のご来店を心よりお待ちしております。

 

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2012年6月28日 (木)

伊藤聡信さんの灰釉(酸化と還元)

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伊藤さんは隣のみかん畑から灰をもらってきて、それを自分で精製して釉薬を作っていますが、その釉薬の質感・色合いは焼き方によって違ってきます。

写真上は酸化焼成、下は還元焼成で、酸化で焼くと明るい黄色っぽい色に、還元で焼くと青みがかった色合いに焼き上がります(いずれも土と釉薬は同じですが、印判は上が鉄絵、下が呉須です)。また、肌触りも少し違っていて、酸化はマットな感じに、還元はしっとりと艶やかな感じに焼き上がっています。一般的にやきものは還元で焼くことを基本としているところがあるので、酸化の方がレア度は高いかもしれません。

酸化の方は春のような優しいイメージ、還元の方はしっとりとしていて高級感すら漂う質感で、それぞれ全く違った雰囲気を楽しめる器に仕上がっています。

 
 

さて、いよいよ明日は作品搬入日。
ここ数日何度も何度も焼かれた窯も、明朝に最後の窯出しが行われ、その焼きたての器を携えて午後伊藤さんが奈良入りされます。
無事の到着を楽しみに待ちたいと思います。
  
  

●伊藤聡信/灰釉印判六寸皿(酸化) Ф18×h3 \3,150

●伊藤聡信/灰釉印判リム六寸皿 Ф18×h2.5 \3,150

 

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2012年6月27日 (水)

伊藤聡信さんの土もの色絵

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昨日までは、「白磁に染付印判」→「白磁に染付印判+上絵付け」と進んできましたが、それを土ものにも応用したのが写真の鉢です。

赤土に内側は白化粧、外側は褐釉を掛け分け、その上に呉須の印判で下絵をし施釉して本焼き、最後に上絵付けを施しもう一度焼きあげます。内側は粉引なので使い込むと貫入に色が入って表情も変化していくと思います。私も今回は何か一つ手に入れて育ててみたいと思っています。

ピンクに濃いエメラルドグリーンのラインが南国をイメージさせ、しばしエメラルドグリーンの海に思いを馳せます。いつかこれを南の島のビーチで使ってみたいですね…

●粉引色絵八寸鉢  Ф24×h7.5 \8,400

 

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2012年6月26日 (火)

伊藤聡信さんの色絵

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伊藤さんの色絵の器には、分かりにくいかもしれませんが下絵として印判が押されています。

呉須の印判を施し本焼きした後に、上絵の具を載せてもう一度窯に入れて低火度で焼きつけます。すると、彩度を抑えた黄色やピンク、紫などの上絵の下から呉須の印判が透けて見えて奥行き感が出るとともに、柞灰を掛けて焼いたくすんで味わいのある素地色によく馴染んで、伊藤さんならではのちょっぴりエキゾチックな色絵の器が出来上がります。

暑い夏にも良く似合う色絵だと思います。

  
●伊藤聡信/色絵尺皿 Ф30×h5 \10,500

 
 

  
 

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2012年6月25日 (月)

伊藤聡信さんの印判

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伊藤聡信さんの個展の会期が今週末からと迫ってきましたので、少しずつ伊藤さんの器を紹介していきたいと思います。

まずは染付印判の器を。

印判は手書きに比べ、判子をポンポンと押していけばよいので、その昔は量産できる雑器としての性格の強い器だったと言えますが、ロボットが次から次へと複雑なプリントを瞬時にこなすオートメーションによる量産技術が進歩した今となっては、人が一つひとつ手で判子を押していく行為すら贅沢な技法と言えるかもしれません。

ほどよくラフに濃淡を作りながら、自然にかすれたような雰囲気を作り出す伊藤さんの印判の器は、さながら老練なジャズマンの緻密に計算された中での即興演奏のように、クールで落ち着きを感じさせてくれます。

この後に展開されていく色絵の器もこの印判の技法がベースとなっていて、やはり印判は伊藤さんの器を見る上では決して欠かすことのできない技法と言えるでしょう。
   
 

 
  
  
●伊藤聡信/安南鉢 Ф16×h7.5 \4,200

 

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2012年6月18日 (月)

遊び心

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いただきもののダニエルの小さなカヌレとカフェレカのコーヒー。

上泉秀人さんの丸い板皿としのぎのミニコップ(いずれも私物)で、ミニマムなカフェプレートの出来上がり。

板皿には丸い染め模様が一つあるだけですが、これが遊び心を掻き立てます。お菓子とコップを逆にしてもOKだし、もっと違う使い方もできるでしょう。

この板皿、裏側も上泉さんの遊び心が満載なのですが、それはまた別の機会に…

 

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2012年6月13日 (水)

面取りコンビで

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石川昌浩さんと上泉秀人さんの面取りの器で簡単すぎる昼食。
 

石川さんの面取り鉢(大)には、冷凍うどん一玉がちょうどよく収まりました。一人前のサラダもこれぐらいたっぷりした鉢で食べるのが食べやすくて好きです。

石川さんの器の品揃え、少しずつ充実してきています。

> 石川硝子工藝舎の器
 

これからの季節、ますます出番の増えるガラスの器、まだの方はぜひお試しください。
ガラスはまた、洗いかごに入れるときに水を纏ってヌラリと輝くところが見られるので、洗うのもちょっとだけ楽しくなりますよ。

 

一方、上泉さんの器はもう長い間ずっと在庫が何にもありませんが、来月には少し仕入れて来られそうです。本当かなぁ…?
 
 

 
 

 

まあとにかく、お二人の器は、とても相性がいいようです。これは本当です。

 

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2012年6月 9日 (土)

伊藤聡信展 DMができました。

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伊藤聡信展のDMが出来上がってきました。

いつもよりちょっとだけ早い仕上がり。来週末ぐらいに発送予定。

ご希望の方はこちらからメールをお送りください。
 
 

 
 

 

昨日伊藤さんに電話したら何やら鎬を入れた板皿(角)を作ろうとしているとのこと。

うまく上がれば個展に並びます。さて、一体どんなものになるのでしょう…

なんだかちょっとワクワクしてきました。

 

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