シーズンイン
うつわ穂垂では今月から企画展が始まり、いよいよ展示会シーズンインとなります。
今年は例年より展示会を多く企画していますので、気になる展示会がありましたら奈良の店の方へ足をお運びいただけると嬉しいです。
まずは今月23日から、安齋さん、艸田さん、萠窯さんの三人展でスタートです。
安齋さん、萠窯さんは加賀市、艸田さんは金沢市と、同じ加賀地方を拠点に制作しておられます。今の時代、ものづくりにおける地方性というのは限りなくないに等しいわけですが(実際、萠窯さん以外はご出身は加賀ではありませんし)、彼らの作る作品に共通して感じ取れるキリッとした品の良さを見ていると、加賀、金沢という美しい手工芸品をたくさん生み出してきた土地柄ともあながち無縁ではないのかもしれないなと勝手に結びつけたくなるわけです。
このブログでは展示会が始まるまでは、DM用に送られてきた作品と彼らの常設作品を中心に、お三方の作品をピックアップしていきたいと思います。
出入り橋のきんつばを載せたねじりの入った小皿は、安齋さんの作。玉子手と呼んでいる半磁器のクリーム色の肌はとりわけ和菓子が似合うように思います。縁にはさり気なく鉄が打たれています。
●安齋新・厚子/玉子手銘々皿(ねじり) Ф15×h3cm \3,150 残6
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