小林慎二さんの飯碗と汁椀
実店舗では村木雄児さんの個展を開催中ですが、blogでは遅れに遅れていました前回展の小林慎二さんの漆器を並行してご紹介してまいります。
少々忙しいですが、どちらもどうぞよろしくお付き合いください。
まず初めに基本中の基本、飯碗と汁椀のご紹介です。汁椀より飯碗の方が気持ち大振り、といっても少し背が高いだけですし、汁椀に比べてボディの膨らみがあまりないので、入る分量的にはほとんど変わりません。作りももちろん同じなので飯碗に汁ものでも、汁椀にごはんでも全然OKです。
「最初に漆器を手に入れるなら何がいいですか?」
とお客様からご質問を受けた小林さんは、飯碗(に限らず飯碗として使うこと)がいいですよとお答えになっていました。漆器の軽さを体験して、陶器に戻れなくなるお客様も多いようです。
小林さんの漆器は赤、黒、赤溜の3色が基本で、定番の器は基本的にこの3色からお選びいただけます。
赤は落ち着いた中にも、ちょっぴり色気を感じる大人の赤、黒は黒の顔料を含んだ黒ではなく、下地に施した輪島地の粉の色が透けて黒く見える黒です。赤溜は赤に透漆を塗り重ねてより落ち着いた深みのある色合いを出しています。
どれも魅力的なのできっと選択に迷われるかと思います。個人的には朝ごはんのみそ汁には赤が元気が出そうで好みですが、夜はしっとりとした黒がいいかななどと贅沢な使い方ができれば理想です。
●小林慎二/飯碗 小(赤・黒・赤溜) Ф11.5×h6.8cm 各\8,400
●小林慎二/飯碗 大(赤・黒・赤溜) Ф12.5×h7.3cm 各\10,500
●小林慎二/汁碗 小(赤・黒・赤溜) Ф11.3×h6.3cm 各\8,400
●小林慎二/汁碗 大(赤・黒・赤溜) Ф12.4×h6.9cm 各\10,500
小林慎二さんの三人展出品作は7月中旬までご注文をお受けしております。どの器も当店在庫数は若干数ですが、複数個ご希望の方は取り寄せいたしますので、希望の個数お知らせください。
ご注文はこちらのページをご参照の上、メールにてご注文ください。
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