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2013年6月26日 (水)

窯焚き風景2 5月16日朝

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薪の投入が始まってから20時間ほどたったころでしょうか、狙いの温度に近づいてきたころ、煙突から炎が立ち上りました。ボンっと言う軽い爆発音とともに煙突から炎が吹き出し、ズンズンズンズンとくぐもった地鳴りのようなリズミカルな振動音が響いてきました。神々しい領域に入ったような、何となく血が騒ぎだしそうな、熱くなるものを感じずにはいられませんでした。

窯の発する音もそうですが、窯焚きは外での作業なので、周りでは鳥や蛙の鳴き声なども自然と耳に入ってきて、だんだん五感が研ぎ澄まされていきます。普段自然とは無縁の生活を送っている私にとって感覚が覚醒してくることを感じられることはとても心地良く、自然というものを改めて意識する機会となったわけですが、村木さんご自身にとっては、薪窯の窯焚きはやはり特別なこととしても、この自然豊かな環境での作陶生活はごく当たり前なことで、村木さんの器が持っている自然な雰囲気というはそういう生活の中から出来上がってくるからより説得力を持って存在しているのではないでしょうか。

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> 村木雄児陶展「五月の薪窯」

> うつわ穂垂HP

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