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2013年7月11日 (木)

村木雄児展 出品作/碗いろいろ(一点もの)

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村木さんは碗を作るのが一番おもしろいと仰います。

半円球に高台がついたものというごくシンプルな制約の中に、器作りの要素がすべて盛り込まれていて、その中に無限の可能性を追及できるところに面白さを感じていらっしゃるようです。

今日ご紹介するのは、いわば抹茶碗的碗。

村木さんはいつか本当に良い茶碗を作りたいという願いをお持ちなのですが、端から見ればほとんどもうその領域に達しているように思うのですが…

良いとされている茶碗を模倣したような碗がなく、どれもが村木オリジナルの碗であるところが素晴らしいと思いますし、村木さんの作陶がいかに自然で自由なものかが分かります。

村木さんの気に入り具合で、5千円、6千円、7千円と値段に差が付けられていますが、見る人によってランキングは変わるところだろうと思います。好みは人それぞれかと思いますので、自分の気に入ったものが低い値付けなら素直にラッキーと喜んでいいのではないでしょうか。



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●村木雄児/唐津碗A(薪) Ф約13.5×h約7cm \5,250

なんとも柔らかく色気のある焼きの唐津碗です。






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●村木雄児/陶石釉碗A(薪) Ф約15×h約6.5cm \5,250

細かな砂混じりの土が全面に出ていて、ややザラツキがあるのですが、薄く釉薬に覆われている分、ガシガシとした嫌な手触りにはなっていません。なかなか味わい深く、形も伸びやかで使い込んでみたくなる碗です。






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●村木雄児/陶石釉碗B(薪) Ф約14.4×h約6.5cm \5,250 sold

上のAの碗と似ていますが、釉薬がまた少し違っていて、こちらは比較的つるっとした焼き上がりとなっていて使い勝手も良さそうです。






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●村木雄児/焼締碗(薪) Ф約14.3×h約6.5cm \5,250

今回唯一の焼締作品。灰が被って自然釉がビードロ状に垂れています。少しテカリが強めですが、破綻寸前でとどまった焼けの面白さがあります。石ハゼで盛れる箇所が2箇所ほどありますので、すぐに液体を入れるのは避けた方がよいでしょう。使い込めばいずれ穴は塞がるかもしれません。






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●村木雄児/粉引碗G(薪) Ф約14.7×h約7.5cm \6,300

高い高台の堂々とした碗です。土味が滲みだしたような複雑な表情の粉引碗で、手触りも気持ち良いものです。






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●村木雄児/粉引碗H(薪) Ф約14.2×h約8cm \6,300 sold

ぽってり具合が村木さんらしい土見せの碗。写真で見るより、実際の方がきれいなピンク色に見えると思います。

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●村木雄児/粉引碗 I(薪) Ф約16×h約7cm \6,300

DM掲載作品。端反りの形も綺麗でピンクとグレーが混じり合った粉引の質感も豊かな碗。美人です。






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●村木雄児/粉引碗J(薪) Ф約15×h約7cm \6,300

焼きが強かったため、粉引の白化粧が生地に吸い込まれるように消し飛んでグレーのクールな焼きとなっています。茶映りもよいのではないでしょうか。こちらもすっきりと美しい端反りの形です。






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●村木雄児/唐津碗B(薪) Ф約14.5×h約6.5cm \7,350 sold

土見せの高台の火色が鮮やかに出た出色の焼き上がりの唐津碗。肉厚でしなりのある形も味があります。






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●村木雄児/粉引碗K(薪) Ф約15.4×h約7.5cm \7,350 sold

たくましい高台を持つ凛々しい形の男前な碗。グレーがかったカリッとマットな焼き上がりで、高台際の艶のある焼き色も見どころです。

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> 村木雄児陶展「五月の薪窯」

> うつわ穂垂HP

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