尾形アツシ/土刷毛目茶碗
尾形さんが新しいタイプの刷毛目に取り組まれ、前回の薪窯で取れた刷毛目茶碗をご紹介します。
黒地に白化粧をぐるりと縁の部分に施した刷毛目の器が尾形さんのトレードマークにもなっていますが、今取り組まれているのは、器全体に刷毛目を走らせたタイプで、色は土粉引と呼んでいる少しベージュがかった粉引をベースにしています。
キリッとしたシャープな平茶碗の形に、刷毛目が勢いよく走った出色の出来栄えの茶碗です。
●尾形アツシ/土刷毛目茶碗 Ф約16×h約6cm \12,000(税抜)
形、刷毛目の勢い、ともに素晴らしく、見込みの部分は失透して少しマットな野趣感じる焼き上がりとなっています。
横顔がキリッとしていて非常に男前な茶碗で、この時の薪窯の中では、渾身の作です。
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