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2014年1月21日 (火)

感じる「うつわ」

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持った時に手に伝わるふわっとした軽さ(物理的な軽さではなく感覚的な軽さ)、唇に触れたときに感じる口当たりの柔らかさは藤塚さんの白磁ならではのもので、ある種驚きすら覚えます。そしてそれはすぐさま日常の癒しへと変わります。

うつわに癒されるという感覚が嘘ではないことを証明できる器に出会えた喜びを、皆様と共有できれば嬉しいです。

日本人にとって「うつわ」って改めて五感で感じるものなんだということを、この小さな一個の器が教えてくれているようです。
 

 
 
白磁そば猪口: 藤塚光男

三島皿: 八田亨

我谷盆: 川合優
 

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2014年1月20日 (月)

藤塚光男/白磁そば猪口

白の撮影は難しいですね。

この「藤塚白磁」の味わい深さも全然捉えられていないように思います。

でもご紹介しておきますね。
 

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●藤塚光男/白磁そば猪口 Ф約8×h6.5cm \2,000(税抜)

シンプルの極みとも言える白磁のそば猪口は、使い手が自由になれる、変幻自在の器でもあります(なんのこっちゃ)。

こんな器から「うつわ」人生をスタートできる人はきっと幸せ者です。そして最後にはまたここに戻ってくるような気がします。

「藤塚白磁」を体験するのにためらう必要のないお値段も嬉しいですね。
 
 
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2014年1月19日 (日)

安齋新・厚子/アメ釉長角皿

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安齋新さん、厚子さんの器が久々に入荷しました。

アメ釉は流れやすい性質のため、立ち上がったところは流れて薄くなり、平らなところは溜まって濃くなります。また釉薬のかかり具合の違いで薄く掛かるとスウィートな感じ(画像右)、濃く掛かるとビターな感じ(画像左)に仕上がります。

ここらへんは作るときのちょっとした手加減の違いでこの程度の差が生じますが、それぞれに魅力があるということで、お好みでお選びいただければと思います。

と言いつつ、選べるほどの枚数はないのですが…
 
 

 

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安齋新・厚子/アメ釉長角皿  26×15×h1.5cm \4,200 在庫なし

テーブルに変化をつけられる形のお皿です。和洋いずれの料理もお菓子も美しく見せてくれそうです。裏の形も何となくかわいいです。

 

 

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2014年1月18日 (土)

萠窯/兜鉢(芙蓉手)

今年の12月には穂垂で個展も予定している萠窯さん。

萠窯の竹内ご夫妻と出会って十数年目にしてようやく個展が実現します。

今年はお二人の共同作業で生まれる瑞々しい染付と色絵の数々をたくさんご紹介していきたいと思います。

絵付けを担当す智恵さんは絵をたくさん描き込むタイプ。古典柄をベースに遊び心を散りばめた絵付けが生き生きとしていて、盛られる料理に華やかさを添えてくれます。

今年最初にご紹介する兜鉢もそんな絵付けの勢いを感じさせる萠窯らしい一品です。
 

 

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●萠窯/兜鉢(芙蓉手) Ф14.4×h5.3cm \7,000(税抜) 今ある在庫がなくなれば、次回入荷分より\8,500+税になります。

中心を高く盛って絵付けの華やかさも活かせば、料理と器がお互いを引き立て合ってくれることでしょう。

 
 
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2014年1月16日 (木)

伊藤聡信/色絵スペイン鉢2

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お願いしていた色絵スペイン鉢が入荷しました。

この器は以前にもご紹介しましたが、今回届いたものは若干雰囲気が違うように感じますので改めてご紹介させていただきます。
 
 

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●伊藤聡信/色絵スペイン鉢2 Ф約18×h約5cm \4,200

ピンク sold 黄 sold 紫 sold


内側は生成り色の粉引、外側は褐釉の茶褐色に掛け分けられていて、そこに下絵として鉄の印判、そしてその上にピンクや黄色の上絵という風に、実はかなり手の込んだ作りとなっています。

冬は温かいスープにいかがでしょうか?
 
 
 

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2014年1月 8日 (水)

2014年

みなさま、明けましておめでとうございます。 
 
今年もこつこつと手作りの素敵な器をご紹介していきますので、どうぞよろしくお付き合いください。
 

新年最初の器紹介は、今春個展を予定している藤田佳三さんの愛らしい小さな湯呑から始めたいと思います。

ではでは。
 
 
 
    紅安南手小湯呑
 

 

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藤田佳三/紅安南小湯呑

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新年最初のご紹介は藤田佳三さんの紅安南の愛らしい湯呑です。紅安南の器は5年前の個展以来の紹介となります。

紅安南は基本的には展示会でのみ出品なさるそうですが、少々無理を言って作っていただきました。

紅安南は規則的な模様を色を変えて重ねていく地道な作業となりますが、気持ちが乗らないときはなかなか辛い作業になるそうで、藤田さんの中では安南手や赤絵などの他の絵付けとは取り組むときの意識が違い、紅安南はちょっと特別なもののようです。
 
 
 

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裏と表で模様が違います

●藤田佳三/紅安南小湯呑 Ф7.5×h6.8cm \3,000(税抜)

白い素地の粉引に、下絵の呉須と上絵の赤と緑で愛らしい模様が描かれています。

個人的にはこれぐらいのサイズの湯呑で緑茶を飲むのがちょうど良く感じます。

貫入より茶が染みて肌の色合いが変化していく様子もお楽しみください。
 

ご注文の際は下記ページを参照ください。


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