長谷川奈津さんの鉄釉碗

長谷川奈津さんより久々に届いた器。
焼成途中に薪も加え、焼きに拘った灯油窯作品の鉄釉碗3点です。

力強いという表現は全く適切ではないのですが、一点一点に凝縮された「チカラ」の強さはやはり特別なものがあります。
HPに掲載しましたので、どうぞじっくりご覧ください。
> うつわ穂垂HP
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ホームページ以外にも、こちらのブログ、Facebook、Twitter、それから告知はしていませんでしたがInstagramも最近始めだし、自分でもどう使い分けたらよいのか試行錯誤と言いますか右往左往している状況です。
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右端の紅安南の振出(ふりだし)はすでにHPのWeb展でご紹介していますが(すでに売り切れとなりました)、実は他の意匠のものもあるのです。
振出は金平糖を入れる茶道具として作られるものですが、これを薬味入れとして各テーブルに様々な意匠のものを置いているお寿司屋さんがあるそうで、一度でいいからそんな贅沢なお寿司屋さんに行ってみたいものです。
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実店舗での藤田佳三展はもう10日以上前に終わってしまいましたが(ご来店下さった方々、ありがとうございました。ご挨拶が遅れて申し訳ありません)、Webの方は先日やっとデータが揃ったばかりであと1週間ほどご注文をお受けしております。
会期中も会期直後も、私の仕事のペースでは全然十分なご紹介ができませんので、最低限お伝えしておきたいことをもう少しこのブログで紹介してまいりたいと思います。どうぞよろしくお付き合いください。
今日は粉引の器について少し。
今回出品されている粉引の器は、いつも使っている土に原土を若干混ぜ込むことによって、いつもよりも土の風合いを少しだけ強調した仕上がりとしています。
と言っても、藤田さんは食器作りにおいて“清潔感”を一番大事にされているため、その辺の匙加減はとても抑制的で、土味たっぷりとかにはしておられません。それに藤田さんの粉引の器は赤絵を描くための下地にもなるということもあって、しっかりとした白さがあるのも特徴です。
そこに絵を描けば絵が良く映えるように、料理を載せれば料理が良く映えるのは言うまでもありません。
幅の狭いリムのついた、見込みのフラットな皿は一見すると素っ気ないほどにシンプルですが、普段使いの基本の一枚としてはこれ以上のものはなく、実に大人な選択だと思います。
貫入の入った白い粉引はとりわけ染みが付き易いものですが、この器には軽く撥水処理がなされていますので、急な染み付きが抑えられ、使っていくうちに徐々に染みも入っていき、いい味わいに育てる楽しみもある器です。
HPでご紹介している中では、5.5寸の兜型の鉢も盛りやすそうですし、沓形の浅鉢もとても上品な形で魅力的ですが、個人的には7.5寸のリム皿をイチオシとしたいと思います。
1寸(約3cm)刻みで作ることが多い個人作家のお皿の中にあって、径が23cmというのは中々ない貴重なサイズで、+2cmの余裕はいろんな場面で有難いものとなるはずです。
いつも7寸(21cm)サイズを使っていて、ちょっと窮屈な場面に出くわすことがあるなと感じておられる方にぜひおすすめしたい大きさのお皿です。
もちろん、5寸、6寸も非常に使えるサイズです。
藤田さんの器はどの器も、土ものとしては比較的軽く(と言うか、ちょうど良いと感じる重さに)仕上がっていますので、重々しい土ものはちょっとという方にも最適かと思います。
下の画像をクリックすれば、HPよりも大きな画像をご覧いただけますので、質感をじっくりとお確かめください。
サイズ・価格等は下記HPでご確認をお願いいたします。
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