作り手紹介 ~坪井俊憲さん~
全部ではありませんが、ようやく三人展の3人の器を掲載することができました。
3人とも穂垂で初めてご紹介する作り手たちですが、まだご紹介できていませんでしたので、簡単ではありますが、3人についてご紹介させていただきます。
今日は坪井俊憲(つぼい・としのり)さんをご紹介します。
いつだったかはもう忘れてしまいましたが、数年前より時々展示会を見に来てくれていて、それも岐阜県は土岐市から数時間かけて車で来てくれていました。
話すとやきものをやっていて、村木雄児さんや長谷川奈津さんの器に特に惹かれているということだったので、後に村木さんの薪の窯焚きの手伝いに行ってもらうことになり、その後しっかりと戦力になってくれていることを村木さんから伺っています。
東京都出身、東北の有名大学を卒業後、とある金融機関に勤めるも、大学のサークルで親しんだ陶芸の面白さが忘れられず、脱サラして器作りの道にという、実に勿体ない?経歴の持ち主。まじめな男ですが、やることは大胆です(笑)
あ、でも赴任地をやきもの産地である岐阜を希望したあたりは、やはりしっかりと計画的な男なのかもしれません。
今回の三人展で初体面となった八田亨さんは、坪井さんと半日を共にした後、「坪井さんって、めっちゃいい人ですねぇ」と言っておられましたが、これには激しく同意です。
坪井さんは店に来てくれるたびに自作の器を持参してくれていたのですが、少しずつ成長の跡が見て取れ、器用ではありませんが、誠実で礼儀正しく、優しい男が作る器は、じっくりと時間をかけて作られたことが伝わる実に丁寧で直向な器です。
今回、上の写真の素直な形をした汲出や、罅(ひび)のテクスチャーを生かしたちょっとスタイリッシュな感覚のある罅粉引のリム皿やカップ類は店主おすすめの器です。下記のページよりどうぞご覧ください。
今回、上の写真の素直な形をした汲出や、罅(ひび)のテクスチャーを生かしたちょっとスタイリッシュな感覚のある罅粉引のリム皿やカップ類は店主おすすめの器です。下記のページよりどうぞご覧ください。
> 坪井俊憲さんの器
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