大阪も昼間はまだ暑いものの、朝夕はだいぶ涼しくなってきました。
というわけで、深田容子さんの土鍋です。
ドームのように丸く膨らんだ蓋と、半リング状のハンドルがかわいすぎない程度にかわいらしく、ベージュに近いグレーの色味はクールというよりもむしろ温かみがある。
土鍋はテーブルに置いて主役となる道具ではありますが、そんな
大きな土鍋の持つ存在感をほどほどに抑えて、脇役でいようとするようなところも、控えめな深田さんらしいなと思います。
また、一般的な丸底の土鍋と違って底が広く平になっているので、いわゆる鍋料理だけでなく、様々な煮込み料理などの純粋な調理器具としても使える用途の広さを持っているところも今の生活に合っているように思います。
今年は外形約26cm、高さ約9㎝の3人前ぐらいのサイズのグレーの鍋を依頼しています。
どんなサイズの土鍋を選ぶのかはなかなか悩ましいところではありますが、こちらのサイズは、欲張れば4人でもなんとかなりそうですが、店主の感覚では基本的には3人ぐらいがちょうどよいのかなと思いますし、ゆったりめが好みの人には2人でも快適にお使いいただけると思います。
土鍋の人気が高い深田さんですが、制作数は決して多くありませんので(というよりかなり少ないかと)、穂垂で今シーズン分のご注文をお受けできるのはほんの数個だと思います(来シーズン、つまり来年秋以降になっても構わなければいつでもご注文頂くことは可能です)。
というわけで、深田さんの土鍋を今シーズンぜひおうちに迎え入れたいという方は、お早目にお声掛けください。
鍋と組み合わせて使うとさらにオシャレで、使い勝手も最高な黄粉引の鉢もご紹介しています。
合わせてお楽しみください。