さて、先週末から始まった二人展も中盤に入りました。
二人の器を色々紹介していきたいのですが、中々ゆっくりと時間が取れないでいます。
昨日の小休止の一日は、京都の南端、南山城村に二人の若い木工家を訪ねました。
その話はまた後日したいと思います。
今日は遅ればせながら久保田谷展序盤の報告を。
初日の朝、「だんご庄」に行くことから仕事が始まりました。
遠路はるばるお越しくださるお客様や作り手の方たちに奈良の美味しいものを食べていただこうと、このあたりでは評判のだんごを頼んでおいたのです。
また、だんご庄のある橿原市は穂垂と久保さん宅とのほぼ中間に位置しているので、ここで久保さんと待ち合わせることにしました。
ほぼ予定通りの時刻に到着すると、すでに久保さんは店の中、朝ごはん代わりにだんごを頬張っておられました。最初に○本食べたそうですが、とても気に入って追加で○本頼んだとのこと。結局彼女が何本食べたのかはみなさんのご想像にお任せいたします。
そのころ、この日のもう一人の主役の田谷さんは、友人の竹本ゆき子さんとともに車で奈良入りを目指しておられました。が、この日は連休初日で、子供たちにとっては夏休みの初日ということもあり、道が随分混んでいて、お見えになられたのは結局午後の2時を過ぎた頃でした。田谷さんたちが到着するや否や、今まで比較的静かだった店内が俄かに人でいっぱいとなりました。とはいえ、大半は作家・ギャラリー関係者だったのですが…。
夜は久保さん、田谷さん、竹本さんとうちでご飯を一緒にしましたが、みんなおっとりマイペースな人たちなので、それはそれはとても和やかなディナータイムと相成りました。
久保さんにはうちへ泊まっていただき、翌日も接客していただいたのですが、「昨夜はなんかとっとも楽でしたぁ」と、宴の感想を仰っていました。
初日、突発的に込み合った一時以外はいつものようにゆったりとした時間が流れて、じっくりとご覧いただける環境に戻っています。いま穂垂は二人の器が持つ真っすぐであたたかな雰囲気に包まれています。
今回はまた、ギャラリー関係者の方のご来店も多く、関西でもお二人の実直な器がより多くの方の目に触れるようになると良いなと期待しています。
「久保亜希子・田谷直子 二人展」
7月19日(土)~8月5日(火)
※会期中の休み/23日(水)・30日(水)
> 器穂垂ホームページへ