ポットと急須。
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来月より、定休日を水曜・木曜に変更させていただきます。日曜日にしか出られないという方には朗報かと思います(木曜しかの方、ゴメンナサイ)。
今日から土日限定の高速料金割引も始まって、金銭的には遠方からでも来やすくなりました(渋滞懸念もありますが…。今日納品に来てくださった角掛さんご夫妻は早速渋滞に巻き込まれたそうで)。遠くからでもどしどしお出掛けください。
白一色の店内に黒一点。納品したての角掛さんの黒い丼。胴の張りがあって、たっぷりとした容量です。
【器データ】
角掛政志/黒 丼ぶり Ф15.5×h9.5 \3,675
> うつわ穂垂HP
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午前中、近所(と言っても車で約15分)にできたカフェ、「木なら」さんに器の納品へ行く。
ランチ用のプレートとして角掛政志さんの黒い皿をお選びいただいた。包装を解き、飴色のアンティークのテーブルの上にのせると、角掛さんのマットな黒がとてもしっくりと納まった。これでいただくランチ、楽しみができた。
当初は八寸ぐらいのプレートにゆったりと料理を盛っていらしたそうだが、なんだか気取りすぎてるような気がしてと、改めて今回はジャストサイズをお求めになられた。リムがあまり大きいと見込みが狭くなり、あまり料理が載らないので、角掛さんにはいつもよりリムを細くし、見込みもなるべくフラットに、深くなり過ぎないように作っていただいた。これでジャストフィットで盛りやすい器になったと思う。
「木なら」さんは、コーヒーはオーナーの自家焙煎で、朝はオーナー夫人の焼くパンが美味しいモーニングセット(\500)、昼は千円でランチも楽しめる居心地のよいカフェです。穂垂からは車で南へ15分ほど走ったところにあります。器を見たあとは(前でも)静かなカフェで至福の一杯を。ぜひお立ち寄り下さい。
木なら
【こ】
営業時間 8:30~18:00(ランチ11:30~)
住所 奈良県香芝市高山台1-11-9
TEL/FAX 0745-78-1455
定休日 火曜日
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常滑はやきものをやるにはいい環境らしく(やきものの産地なので当たり前と言えば当たり前なのですが)、多くの作り手がこの地を制作の拠点に据えて作家活動を展開しています。最近はとりわけ常滑以外の地から入ってくる若い作り手も多く(逆に家業としての“窯”を継ぐ人は減っているように思われます)、常滑は彼らの受け入れに関して比較的寛容なようです。
穂垂でお付き合いさせていただいている常滑の作り手8人の中では、急須職人の水野博司さんと一番お若い鯉江明さん以外はすべて関西や関東から常滑にやってきた方々です。あ、角掛さんは東北のご出身でしたね。
1年ぶりの常滑は谷口晃啓さんの訪問からスタートしました。
ここ数年力を入れて取り組んでこられた急須やポットが、形がよく、使い勝手も良さそうで、新しく調合された釉薬も雰囲気があって、磁器でよい急須・ポットを探されていた方に喜んでもらえそうです。
また、最近新しく加わった擂鉢も、ちょっと胡麻を擂ってそのまま食卓へ出すには打ってつけのかわいいアイテムに仕上がっています。
いずれもご紹介できるのはまだもう少し先になりそうですが、楽しみにしていてください。
次に谷口さんの工房のすぐそばの鶴見さんの工房へも立ち寄ることに。
前夜、遅くまで作業をされていたようで、遅い朝食?を摂られているところを襲撃してしまいました(鶴見さん、ゴメンナサイ)。
雑然とした工房の中に製作途中の大きな壷(全長7、80cmぐらいか)が柱を挟んで2体。一つは成形完了間近、もう一つは四分の三ぐらいの出来といったところで、主の手で仕上げてもらうのを静かに待っているといった様子。
大きくて存在感たっぷりなんだけど、どことなくユーモラスで可愛らしさのあるところが、鶴見さんだなぁ、と感じます。
鶴見さんは大きなものはいつも二つを同時進行で制作されるとのこと。一つ目を作り始めて全体の四分の一ぐらいのところまで作り進めたら、もう一つを作り始めるという具合に交互に作っていくそうです。大きなものはいっぺんには成形できないので、四分の一作っては、ある程度乾かして土台をしっかりとさせ、次の四分の一を積み上げていくというように作らないといけないので、その乾かしている間にもう一つを作っていくと、ちょうど時間の無駄なく作れてよいのだそうです。なるほど理に適っていますね。
でも鶴見さんは二つ同時に作るということを、そういう現実的な理由からだけではなく、特別の理由があるわけではないのだけれど、制作する上で精神的によいというか落ち着くというか、なにかそんなような思いで、このオブジェ作り(壷と呼ぶよりオブジェと言った方がしっくりくるように思います)を楽しんでおられるように感じました。
上手く焼けるよう祈りたいです。いつかどこかの展覧会場でこのオブジェに出会われた方はじっくりとご覧になってください。
今日はこの辺で。常滑作家巡りはまだまだつづきます。
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「食器は白の方がいいと思うんですけどねぇ」とは作者の言。
とりわけ黒い器の人気が高い角掛さんですが、意外やご本人は食器には白の方がしっくりくると先日の在店時に仰っておられました。
角掛さんの粉引は白色度が高く、明るくて清清しい春を感じさせる白です。
個展の春開催を打診したときには、「じゃあ粉引を多めに出したいですね」という返事がすぐに返ってきました。
この粉引の土は、近くで掘ってきた地元常滑の土を用い、本焼きを2度行い、しっかりと焼き締められているので、丈夫で汚れにくく、とても使いやすいものに仕上がっています。
角掛政志/艶黒ポット \9,450
角掛政志/粉引小皿 \1,890
角掛政志/粉引湯呑 \1,890
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