黒い器を繕う
最近ようやく器の繕いをする時間ができてせっせと修理に励んでいます。
大抵は金を蒔いて仕上げますが、器の色によっては銀を蒔くこともあります。
これらはいずれも吉田直嗣さんの黒い器ですが、焼き上がりの色味によって金と銀を使い分けています。
飯碗は釉薬の中に少し金色が混じったような色合いだったので金で仕上げました。
真っ黒に近い仕上がりのポットの蓋と、どら鉢の底の部分は銀で仕上げました。
吉田直嗣/ポット(中) ※銀継ぎあり \10,500
直径約9cm 高さ約11cm
一点もののどら鉢は、今の季節、赤い椿などを浮かべて花器として使っても良いでしょう。このどら鉢、正面に茶褐色の窯変が出ていて、それが見所となっています。
吉田直嗣/どら鉢 ※銀継ぎあり \10,500
直径約17cm 高さ約8.5cm
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